この記事では、おばさんぽくない髪型にするポイントと50代のショートヘアを紹介します。

解説は美容室tendreオーナーで、美容師歴29年の長田です!
髪型を変えていないのに、
なんだか似合わなくなってきたかも…。
若々しく見せる髪型のポイントが
わからない。
若見えショートヘアにしたい!
このようなお悩みはありませんか?
年齢を重ねるごとに髪型がしっくりこなくなることは誰にでもあることですが、ポイントを押さえると若々しく似合う髪型にできます。
若々しく見られたい50代女性に向けて、おばさんぽく見えない髪型のポイントをご紹介します。
前髪の作り方・トップのボリューム感・ツヤの出し方など、ちょっとした工夫で見た目年齢は簡単に変えられます。
老けて見えやすいポイントやパーマなしでも決まる髪型もご紹介していますので、ぜひ参考になさってください。



ご自宅でもすぐに取り入れられるポイントばかりですよ!
気になる項目をタップすると、すぐに該当箇所をご覧いただけます。
おばさんぽくない髪型4つのポイント





はじめに、おばさんぽく見られやすい髪型を紹介します!
老けて見えやすい髪型の共通点はこの3つです。
老けて見えやすい髪型
- 前髪が重すぎる・幅が広すぎる
輪郭を強調し過ぎてしまい、
実年齢より上に見えやすい - トップのボリューム不足
分け目が目立って頭皮や白髪も気になりやすく、全体的に疲れて見えがち - ツヤ不足やパサつき・うねりが目立つ
清潔感がなく見えて、実際より年上に見られる
これらの避けたい共通点は、ちょっとした工夫やケアで簡単に印象を変えられます。
若くおばさんぽく見えないようにするには、次のポイントを押さえることが大切です。
それぞれ詳しく説明していきましょう。
1. 前髪の作り方


おばさんぽくない髪型にするポイント1つ目は、前髪の作り方です。
前髪は顔の印象を大きく左右するので、作り方次第で5歳以上若く見えることもあります。



重すぎる前髪や幅が広すぎるワイドバングはNGですよ!
ぱっつん前髪のような重い前髪は、顔全体が下に引っ張られて見え、疲れた印象を与えてしまいます。


おすすめは、おでこが少し透けて見える程度の軽さのある前髪です。
斜めに流すスタイル・真ん中を短く両サイドは長めにしたダブルバングなら、気分や場面に応じてアレンジもできます。
また、前髪と一緒に顔周りの髪を少し長めに残すことで、フェイスラインを自然にカバーし、小顔効果も期待できます。
スタイリングのコツ
前髪の根元を少し立ち上げて、ふんわりとした動きを出すことです。
ペタッとした前髪は老けて見える原因になるため、ドライヤーで根元から立ち上げる習慣をつけてください。
2. トップのボリューム


次に大切なのが、トップのボリュームです。
トップがペタンコだと、分け目が目立ち、白髪や頭皮が見えやすくなってしまいます。
年齢を重ねると髪のハリやコシが失われがちで、トップのボリュームが出にくくなります。



ご安心ください!


ドライヤーの使い方を工夫するだけで、簡単にふんわり感を出すことができます。
乾かし方のポイント
- トップの根元をしっかりぬらす
- 目の粗いコームでとかして、髪の形を整える
- ドライヤーで根元から真上に向かって乾かす
- ドライヤーを左右交互に当てる
左から右へ、右から左へと交互にブローして最後に真ん中を仕上げる - 最後は冷風に切り替えて、同じように風を当てる
分け目を毎日1cmほどずらすことも効果的です。
毎日場所で分け目を作るとくせがついてペタンコになりやすく、紫外線のダメージも集中します。



小さな積み重ねが、若々しい印象を作りますよ。
3. ツヤ感


3つ目のポイントは、ツヤ感です。
ツヤのないパサついた髪は、老けて見える大きな原因の1つになります。
50代の髪は、カラーリング・パーマのダメージ・加齢による髪質の変化でツヤを失いがちです。



カットのポイントは、
髪をすきすぎないことです!
毛量を減らそうとして必要以上にすくと毛先がスカスカになり、かえってパサついて見えてしまいます。
髪の表面に短い毛が出てきてツヤがなく見えてしまうこともあります。
お手入れしやすさとツヤ感を優先するなら、すっきり見せつつもすきすぎないスタイルがおすすめです。


日々のケアのポイント
- 洗い流さないトリートメントの使用が
おすすめ! - ヘアオイルの使いすぎは髪を重くしてしまう
ので注意 - サウナやプールでは、髪が濡れっぱなしになる時間を減らす
美容室tendreでは、ホームケアも充実することで、より若々しく健康的な髪を手に入れていただけるようサポートしています。
ご自宅でもできるヘアケア方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事がおすすめです。


4. まとめ髪


最後のポイントは、髪をまとめたときのスタイルです。
ピシッとまとめたり、顔周りに全く髪が残っていなかったりすると顔の輪郭が強調されてきつい・老けた印象を与えます。
また白髪が伸びてきて一番目立つのは、もみあげや根元の白髪です。


おすすめは、顔周りに少し髪を残して抜け感を作ることです。
耳にかけるときも、すべての髪をかけるのではなく前髪の一部や顔周りの髪を少し残すことで柔らかく女性らしい印象になります。
白髪の目立つ根本を下ろした髪で隠せるのもメリットです。



まとめ髪でも、若々しく洗練された印象を作れますよ!
おばさんぽくない髪型50代ショートヘア実例を紹介


実際、50代でショートヘアにして若々しく変身した実例を2つご紹介します。
それぞれの実例を詳しくご紹介します。
実例①ゴワつきやキシミが改善し、見た目年齢が5歳若返る


最初に紹介するのは、縮毛矯正でも改善しなかった頑固なくせ毛にお悩だったお客様です。
縮毛矯正専門店でもくせが伸びず、さらにダメージが悪化してしまった経験をお持ちでした。
毎日ストレートアイロンとヘアオイルが欠かせず、髪のゴワつきやキシミがひどくて朝のスタイリングにも時間がかかっていました。
- 香草マイルドカラー
(現在は、ノンジアミンカラー) - カット
来店から1年後には、アーユルヴェーダと
艶髪トリートメントを毎月交互に施術しています。


2024年1月ビフォー


2024年1月ビフォー


2024年1月アフター


2024年1月ビフォー
「白髪染めを髪が傷まないものに変えたい」とオーガニックカラーの香草カラーを施術したところ、髪質が劇的に改善!


2024年5月ビフォー


2024年6月ビフォー


2024年7月ビフォー


2024年9月アフター


2024年10月アフター
施術開始から半年後には、アイロンとオイルの使用を完全に卒業できました。
さらに1年後には、アーユルヴェーダと艶髪トリートメントを毎月交互に受けることで、髪の柔らかさと潤いが格段にアップ。
以前は「ゴワゴワの髪」と諦めていらっしゃいましたが、今では「ゆるふわロング」を楽しもうと髪を伸ばしていらっしゃいます。





髪質が改善されたことで、朝の
スタイリング時間も大幅に短縮されています。
実例②ホームケアによって手触りやツヤ感がアップし、扱いやすい髪に!


2人目に紹介するのは、ホームカラーによる色ムラとパサつきにお悩みだったお客様です。
このお客様は自己流のカラーを続けていて根元が染まらずムラもでき、髪全体は傷んで真っ黒になっていました。
美容室tendreでの施術と正しいホームケアを継続することで、驚くほど髪質が改善しました。
- 香草マイルドカラー
- カット


2023年2月ビフォー


2023年2月ビフォー


2023年3月アフター


2023年6月ビフォー


2023年9月アフター
セルフカラーのポイントは「見えるところだけ、丁寧に必要な分だけ染める」というシンプルなテクニックです。
このコツを実践することで色ムラもなくなり、自然な明るさのカラーが長持ちするようになりました。
ホームケアでは美容室tendreのプライベートブランドのシャンプーやトリートメントを愛用されています。



施術前でもツヤが出て、
手触りもサラサラです。


2025年3月ビフォー


2025年3月アフター


2025年6月ビフォー


2025年6月ビフォー


2025年6月アフター
現在はショートボブスタイルで、均一な髪色とハリ・ツヤがある健康的な髪で、実年齢よりも若々しい印象を与えています。
ヘアケアの大切さを実感しています。
こんなにヘアケアのことをたくさん教えてくださる美容室は初めて。
お客様からは、嬉しいお声もいただいています。



今でも美容室tendreと自宅でのカラーを続け、髪も頭皮も良い状態を保っています。
名古屋市中区にある美容室tendreのビフォーアフターをもっとご覧になりたい方には、こちらの記事がおすすめです。


50代ショートヘアおばさんぽくない髪型|まとめ


この記事では、おばさんぽくない髪型にするポイントと50代のショートヘアを紹介してきました。
髪型で若見えするための4つのポイントはこちらです。
重すぎる前髪や幅が広すぎる前髪は避けて、おでこが少し透けて見える程度の軽さがおすすめです。
トップにボリュームを出すことで顔全体の印象が明るくなり、髪のツヤは若々しい印象を周囲に与えます。
まとめ髪をする場合は、抜け感を出すことで柔らかく女性らしい印象になり白髪が目立つ根元もカバーできます。



髪のボリュームやツヤを保つことが大切です。
実例でご紹介したお客様は、美容室tendreでの髪質改善効果がある施術やホームケアを取り入れることで自然な若々しさを手に入れています。
健康な髪と頭皮を育む美容室tendreについて、もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてご覧ください。


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